「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」文学少女シリーズの作者が描く青春ストーリー。

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」文学少女シリーズの作者が描く青春ストーリー。

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吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」のネタバレ有りレビューです。

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著者は文学少女シリーズで有名な「野村美月」さん。
インパクトのある衝撃的なストーリーと言うよりもしんみりとした安定感のある作風で人気も高いベテラン作家さんですね。
「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」もその例に漏れず、独特の魅力を持ったラブストーリーと言えます。

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」について

全5巻で既に完結しています。
著者は先に述べたように「野村美月」さん。
イラストレーターは、「竹岡美穂」さん。
このコンビで「文学少女シリーズ」も刊行されていますので、「文学少女シリーズ」のファンの方は違和感無く物語に入っていけると思います。
ライトノベルによくある萌絵とはまたちょっと違った味のある画風ですよね。
萌絵なんでしょうけど、ちょっと違うというか。

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」あらすじ

演劇×吸血鬼! ドラマティック青春ノベル、開幕!!

バスケ馬鹿で、強豪校で練習に打ち込んでいた詩也。
けれどある日、”彼女”と出会い、彼は人ではないものになってしまった。
人を遥かに超える身体能力を得たため、バスケも続けられなくなり転校したその先で、詩也はマリア様を思わせる綺麗な先輩に出会い、告げられる。
「わたしと、おつきあいしてください」
つれていかれた先は、演劇部。
そこで何と、先輩の恋人役としてドラキュラを演じることになってしまい……!?
ドラマティック青春ノベル、ここに開幕!!
アマゾンより

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という事で、“人でないもの”になってしまった主人公「詩也」と、ヒロインである「綾音(あらすじの綺麗な先輩)」との関わり、そして吸血鬼物にはつきものの「吸血衝動」、そして吸血鬼になってしまった事での心の葛藤がこの作品の見所となります。

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」ネタバレレビュー

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」は、吸血鬼になり延命した少年と聖母のような少女との青春ラブストーリーです。
バスケ選手として芽が出なく声が大きくコートの喧嘩屋と呼ばれる詩也でしたが、通り魔に刺されて命からがらになっていたところを不思議な吸血鬼の少女雫により助けられます。

しかしそれ以来詩也は、吸血鬼の飛びぬけた力を手にしてバスケでは思い通り以上のプレイをできるものの、これまでの下手でもがんばればうまくなるという過程をなしにするくらい特殊な能力を得て、自分は普通じゃないんだとやがてバスケを楽しむことができなくなるのです。

著者の「野村美月」さんといえば、これまでも悩む少年の葛藤を描くことに定評がありましたが、今作も詩也の吸血鬼となり普通じゃない自分になる違和感、そして永遠の命を得ることの恐怖を余すことなく書き綴っています。

そんな詩也の救いとなる存在は、転校した高校で偶然出会った美少女綾音でした。
彼女は演劇部に所属しているものの、身長の高さから自信が今ひとつもてずにいるところ、彼女より身長の高い詩也を見つけてぜひ自分の相手役となって今度の劇へ一緒に出てほしいと懇願します。
美人に弱い詩也は綾音の願いを聞き入れますが、これが詩也にとってターニングポイントとなるのです
詩也は綾音のことを自然と意識して恋をし始めます。

しかし、綾音への恋心と吸血鬼ゆえの吸血意識のはざまに悩み、時に彼女と距離を置くような状況をつくったりもします。
けれど綾音は詩也のことを見守る姿勢をとりつつも、自然と彼女も詩也の持つ悲しみに気づきはじめて意識しはじめるのです。

そんな不器用なふたりを変えていくのが演劇の存在で、二人が演じる役を通すことで自分を意識を変え始めます。

ドラキュラ伯爵の演劇を通して詩也は、綾音との信頼関係を築きますが、吸血鬼の詩也が吸血鬼を演じるその姿や過程はとてもユニークで、綾音の役を通してのメッセージも素敵でドラマチックな物語です。

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」アニメ化は?

既に完結してしまっているので、アニメ化の可能性は非常に低いでしょう。
基本的に続巻中の作品がアニメ化される事が多いですからね。
ただ「とある飛空士への恋歌」などは全体シリーズとしては完結してませんでしたが、タイトルとしては完結状態だったと思います。
さらに劇場版アニメも含めると例がないわけではないので、可能性はゼロでは無いと思われます。

まとめ

全体的な感想としてはやっぱり安定感があるよな、と思います。
もう何作も出しており、また人気シリーズの経験もあるだけに読みやすさや考えさせられる所などは新人作家さんと比べると一味違うかなという印象です。
優しさを感じるストーリーで老若男女問わずおすすめできる作品だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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フォルソク(管理人)
管理人のフォルソク(@forusoku)です。自分の興味のある分野について記事を書いています。
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