『僕と死神の七日間』ネタバレ感想

『僕と死神の七日間』ネタバレ感想

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僕と死神の七日間』(蘇之 一行 (著), 和遥キナ (イラスト))を読みました。
イラストをからもオーラが出てますが、ジャンル的には感動とか泣ける系ですね。

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『僕と死神の七日間』ネタバレ感想

あらすじ

死んだっていい。 君と出会う前は、そう思っていた――。

「私は死神。あと七日で死ぬことを君に伝えに来たの――」
塾の帰り道の交差点で出会った、僕にしか見えない彼女は、死を告げに来た死神だった。
頑張ったところで意味なんてない。尊敬する兄の死後、僕は生きる価値を見いだせないでいた。それがあと七日だと聞かされたからって、どうだというのだ。
そんな僕を哀れんだのか、彼女は一緒にとびっきりの七日間を過ごそうと提案してきて――。
生きることに執着しない僕と、生きて欲しいと願う死神が過ごした、切なくも美しい七日間の物語。
(アマゾン)

死神から死の宣告を受けた主人公。
その主人公と死神との7日間を描いた物語です。

主人公

別に自殺願望を持っているわけではないのですが、死ぬなら死ぬでかまわない─といったスタンスの主人公。

高校では成績優秀、父は医者で裕福な家庭。
学校でいじめられているわけでもない。

何不自由なく過ごしていそうな主人公ですが、実は歳の離れた優秀な兄がおり、その兄を事故で亡くしています。
自慢の息子であった兄を亡くしたショックから立ち直れない父のために兄の代わりに医師を目指す。
しかし高校の時点で失敗しており、レベルを落とした高校に入学(それもあって校内では成績優秀)
その時にかけられた言葉が原因で父と関係はぎくしゃくしている。

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比較的頭の良い優等生タイプの主人公です。

死神

ラノベらしく可愛い女の子ですね(笑)

僕と死神の七日間

僕と死神の七日間

死神のイメージとは程遠い明るく前向きなタイプ。
実は死神ではなく○○だった、と最後の方で明かします。

もう1人の死神

ここからはネタバレが入るので注意してくださいね。
中盤いくつか伏線がはってあり、死神は生前の兄と面識があったんだろうな、とは感じていたのですが、死亡する1週間前に兄の前にも現れてたものだと思ってました。
作中に死神が2人登場していたとは読めませんでした。
改めて読み返してみると、どちらもあっけらかんとした明るい言動なんですけど、メインで登場している死神と違ってもう1人の死神は前向きな発言を全然してないんですよね。
もっとよく読んでればこの会話で感づけたかも…しれません。

どっちにしろこの後すぐにネタバレタイムとなるのですが。

死神の正体

死神の正体は、兄正人が生前に担当していた患者さんです。

僕と死神の七日間

僕と死神の七日間

つまり冒頭で死神が何度も言っていた、未練を残して死んだ人間がなるという幽霊です。
入院当時は髪を染めており、すぐに同一人物であると分からせないようにしています。

死神と兄が面識がある伏線として、「宿の会話で会った事があるような話し方をしていた」「兄が通っていた服屋を知っていた」「飼っていた犬が雌と勘違いされるハナという名前なのに最初から雄と知っていた」等がありましたが、これらはすべて生前の兄から聞いていた、という話ですね。

感想

生きることの意味を見失い、生に執着していなかった主人公が明るく前向きな死神とともに過ごしていき少しずつ前向きになっていく展開はすごく丁寧に描かれていました。
また明るい性格の死神が実は生前生きる事に絶望し、未練を残して死亡していた幽霊であった事も良いポイントだったと思います。
だからこそ必死に主人公の死を止めよう(自殺で死ぬ予定だった)としている姿か心を打たれます。

きちんとした別れ方が出来たとは言っても、死神はこれから1人でずっとさ迷って行く事になるわけですからハッピーエンドかと言われれば違いますが、元々ヒロインが死人ですから、終わり方もきっちり締めた部類だと思います。

号泣するような展開ではなかったですが、読み終わってしんみりできる良い作品でした。
個人的な意見ですが、最後は会えなくても良い終わり方だったかもしれませんね。
結果として、死神と会うために主人公は再度死を望まなければいけなかったので、無くても良かったかも。
もちろん会えた方が物語としてスッキリするのでどっちもどっちかもしれませんが。

アニメ化は?

ほぼ間違いなく1巻完結作品で続編はあまり出そうに無い終わり方をしていますが、7日間を描くストーリーは1クールアニメと相性が良い気はします。
どこかで初日と最終日は2話で1日を描くとかも出来なくはないでしょうし、兄と死神の出会いなどで1話作れなくもなさそうです。

最近のラノベアニメは1巻1話な勢いで作られる事も結構あってそうなると駆け足展開となってしまい、そこが批判点となる事も珍しくないですし。
元々200Pもある小説をアニメの30分で表現するなど無理ですよね。
逆に短い完結作品の方が尺的にはやりやすいかもしれません。

売れた場合のアニメ2期、アニメ効果による原作売上UPなど相乗効果を考えると、既刊作品の方が良いのでしょうが。。。

まとめ

以上、『僕と死神の七日間』についての感想でした。
しばらくラノベのレビューをしていないと思ったら1年以上経ってました(汗)
何冊か読んではいたのですが…時が経つのは早い…。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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フォルソク(管理人)
管理人のフォルソク(@forusoku)です。自分の興味のある分野について記事を書いています。
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