フォルソクです。
最近外付けhddの大容量化が凄いですね。
ちょっと前に1T(1000G)の外付けハードディスクが登場したと思ったら、最近では2T、4T…も当たり前のように店頭に並ぶようになってきました。
ちなみに楽天市場で現在最も高い外付けHDDが↓。
バッファロー TS-2RZH96T12D 法人向けNAS 96TB 12ドライブ |
なんと96テラバイトもあります(笑)
さすがに値段が恐ろしい事になってます、送料無料が霞むくらい。
もっともこれは法人向けで用途そのものが違いますが。
さて外付けハードディスクですが、購入する時に何を基準に選んでいますか?
容量だけ見て買うという人も多いのでは?
もちろん容量は重要な部分ですが、それ以外にも注意したい点があったりします。
また実は非常に壊れやすいHDDをできるだけ長持ちさせる方法や、おすすめのバックアップ法についても記載していきます。
このページのもくじ
外付けハードディスクは大別して3種類ある
ハードディスクの種類は大別すると3つあります。
- 接続ケーブルで接続する外付けHDD
- 持ち運びに便利なポータブルHDD
- ネットワーク回線機能がついたタイプ
容量だけで選ぶと1のタイプ一択となりますが、用途によってはポータブルやネットワーク機能があった方が便利かも知れません。
以下大まかに説明します。
1:通常の外付けHDDを選ぶポイント
HD-LC3.0U3/N【税込】 バッファロー USB3.0接続 外付けハードディスク 3.0TB【簡易パッケージモデル】 WEB限定商品の為、パッケージは簡素化 [HDLC30U3N]【返品種別A】【送料無料】【RCP】
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外付けハードディスクと言われて真っ先に思いつくタイプですね。
他のタイプと比べてコストパフォーマンスが非常に優れており、大容量はほぼこのタイプとなります。
接続ケーブルは以前は色々ありましたが、最近ではUSBがほとんど。
USBには3.0と2.0が現在主流になっていますが、この違いは通信速度。
ファイルが大きいので、出来れば通信速度の速い3.0(10倍近く速い)を選びたいところです。
ちなみにUSBはどちらも互換性を持っているので、3.0のポートに2.0を差し込んでも全く問題ありません(速度は当然2.0)
現在おすすめのHDDは以下です。
2.ポータブルHDD
こちらも基本的にはUSB接続となります。
このタイプは小型タイプになるため、外出時に持って行くことが容易です。
反面容量については、数百Gのタイプがほとんどでしょうか。
価格も同容量の1タイプと比べると高くなります。
個人的には数百G持ち運びたいシーンが思い浮かばず、
あったとしても容量が大きめなフラッシュメモリで十分とやや器用貧乏なイメージがありますね。
3.ネットワーク機能がついた外付けHDD
有線接続の場合当たり前ですが、ファイルを参照できるパソコンは接続している1台だけです。
このタイプは、自機にネットワーク機能がついており、ファイル共有のようなイメージでファイルを参照する事が出来ます。
以前からプリンタのインターネット共有などがありましたが、それのHDD版と思ってもらえればいいかと思います。
ポータブルよりはマシですが、コスパはあまり良いとは言えません。
大体1タイプの外付けHDDと同じ価格なら容量は半分程度になる感覚ですね。
ちなみにインターネットに接続しているパソコンがあれば、外付けHDD内のフォルダもネットワーク共有可能です。
ですので個人的には、パソコンの接続周りのケーブルが無くなる事が一番のメリットかなと思います。
ハードディスクの選び方
用途を考えながら、1~3のタイプを考え、後はコスパで選ぶのが良いと思います。
個人的にはメーカーはそこまで考える必要はないです。
例えば、ルーターで有名な某企業性の外付けHDDの中身は中国で生産されていた…なんて話もありますし、
そもそも非常に壊れやすい機会なのでメーカーにこだわってお金を出す位ならバックアップ目的で複数所持した方がマシです。
以上簡単ですが、HDDの選び方について記載しました。
以下はハードディスクを長持ちさせるコツについて書いていきます。
ハードディスクの簡単な基礎知識
専門的な話はwikiでも参考にしてもらうとしてHDDの簡単に説明します。
ハードディスクは記憶装置の一つです。
最近ではフラッシュメモリ、ちょっと前ではフロッピーディスクなどの仲間ですね。
一番のメリットはその大容量。
フラッシュメモリなどが64G程度で大容量といわれるのに対し、ハードディスクは前述のように数百Gは当たり前、最近ではテラバイトと1000ギガ以上の容量のものも珍しくありません。
他の記憶媒体と比べると、サイズが大きいため持ち運びにくいという欠点(持ち運び用のポータブルHDDもありますが)はありますが、
その容量の大きさから、ファイルサイズの大きい動画ファイルなどを大量に保存する事に適しています。
そして何度も書いていますがHDDはとにかく故障しやすい、という最大級の弱点を持っています。
ちなみにある統計では、新品購入後の故障率は1年半で5.1%、2割近くは4年以内に何らかの不具合を起こすと言われています。
さらに10年後はほぼ全てのハードディスクが寿命を迎えます。
という事で、永続的にファイルを保存したい場合ハードディスク1台に保存するのはあまりにも無謀という事ですね。
不要なファイルを削除する
システムデフラグなど、内臓HDDはこまめにやっている人も外付けハードディスクまで手が回っている人は意外と少ないです。
内臓されているか外付けで繋いでいるかの違いだけなので、ハードディスクの不要なファイルを消して行くのは、
長い目で見ると寿命を延ばすことにつながります。
もっともこれも内臓HDDと同じで、やりすぎは厳禁です。
後述するアクセスをできるだけ少なくの部分にも関係してきます。
過剰アクセスも故障の大きな原因
言ってみれば消耗品のような側面を持つハードディスクなだけに、何度もファイルにアクセスする事は故障につながっていきます。
もちろん保存したファイルを見てはいけない、というわけではありません。
いわゆるP2Pソフトなど、頻繁にファイルの更新を行うような遣い方は避けるべき、という話ですね。
熱が最大最悪の故障原因
起動中のハードディスクを触ってみたら分かると思いますが、HDDはかなり熱を持つ機械です。
それなのに熱に弱い(夏によくPCが壊れる原因の多くはこれ)という、構造上の欠陥とも言うべき欠点を持っています。
パソコン自体の故障を避ける意味でも、例えば真夏の日に電源をつけっぱなしで外出、などは出来る限りやめましょう。
また使用時はエアコンを使うなど、できるだけ温度が上がらないように気をつけたいですね。
それでも壊れる時は壊れる…だったら
それでも壊れる時は壊れます。
ある日突然動かなくなった…などこれはもう想定しておくべき。
そこでおすすめなのは、単純な話ですがHDD2台持ちとなります。
例えばAのフォルダのファイル構造が変わったら、自動的にBのフォルダにバックアップを取ってくれるようなフリーソフトは結構あります。
それを外付けHDDに設定しておけば手間になりませんし、片方が壊れた時に買い換えれば必要なファイルが消えてしまうリスクは大幅に減ると思います。
HDD2台持ちでバックアップをする場合は以下のフリーソフトが役に立ちます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ちなみに先日外付けHDDが1台壊れてしまったフォルソクがお伝えしました。
ファイルの名前を変更をしたら決定してもエラーが起きる…。
何これ?って思って再起動してみたら、そのまま起動しなくなりました(笑)
要するに壊れてて保存が出来なかったというわけですね。
実はその時って、ファイルの名前を整理してた時だったので、作業の途中だったんですよ。
だからあれって思えば壊れた瞬間だったんだと思いますね。
そういうわけで結局バックアップは大切だと思うので参考にしてもらえれば幸いです。


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